帰ってきたこうのとりくーちゃん、女布に解放

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豊岡こうのとりの里に預かってもらっていたくうちゃんが19日ぶりに帰ってきました。左の車に乗っています。

朝6時に集合し、親鳥兄弟がいる場所を確認し7時に到着したくうちゃんを離そうという計画ですがなかなか巣塔に現れてくれません。

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女布に親子のこうのとりがいる報告を受け、8時5分に堤防近くでくうちゃん開放です。

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箱からとことこっと田んぼに出てきたくうちゃん、上のほうから兄弟が出迎えに来ています。

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やがて兄弟は川の方へ飛んで行きました。19日の間ゲージ生活を送っていたくちゃんはなかなか羽ばたくことができませんが苦労して電気柵を越えて川の向こうに飛びました。

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感激の親子の対面です。

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やっと親子めぐり合えたのに左のくうちゃんを蹴散らしたように見えました。
私は感激の対面のイメージをしていたのですが、実際はあまりにもクールで・・
くうちゃんもずっこけです。

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親以上にいつも一緒にいた兄弟と一緒にいます。

ハチベイにすればあれだけ一生懸命育てていたのにお前は落ちやがった!
みたいな物でしょうか。自然界の厳しさの教えなのでしょうか!
ちょっとクーちゃんが可愛そうでした。

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豊岡こうのとり里公園ですでに足冠も赤黄黄をつけて、正式称号は56号です。

その後も兄弟は仲良く一緒にいるようですが、ハチベイは落ちた子供には餌はやらないそうです。冷たいですがこれが悲しい自然界の掟なのでしょうね。

日中は田んぼで過ごし夜はみーちゃんとはまちゃんは巣塔で休み、くうちゃんはこうちゃんの指定席電柱で休んでいたそうです。

お父さんの一喝が堪えているのでしょうか・・・

お母さんのコウチャンは行方不明です。新しい生活が待っているのでしょうか・・

ああ・・自然は温かく、厳しく、そしてドライ!

こうのとりも然り!

 

どんなかたちであっても親子5羽が無事、巣立ちという大きな目標を達することができたのもこうのとりと人と自然の三身一体があればこそです。

こうのとりネット、こうのとりの里公園、巣塔から落ちたときお力添えを頂いた市長さん、

巣塔を立ててくれた小国製材、岩本電工、主人に深く感謝します。

 

これからもどうか彼らが厳しい自然に負けずに頑張って生きていってくれますように!

 

 

 

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    帰ってきたこうのとりくーちゃん、女布に解放” に対して8件のコメントがあります。

    1. 木仙人 より:

      おはようございます おくださん
      皆さまの連携により
      こうのとりは大きくなっているのですね
      素晴しいネットワークです(^^)

    2. hakusyaku より:

      おはようございます
      無事に野性に戻れるといいですね

    3. こんにちは
      当日は行けませんでしたがご苦労さんでした。
      開放の時の様子が良く分かります。(^^)
      自然は厳しいですね。
      しかし、それは生きていくうえで必要なのですね。
      今の季節は餌は十分あるのでクーちゃんは一人で餌とりで
      一足早く独り立ちということになりますね。
      次は、冬の餌場のことが気がかりになってきました。(^^;

    4. joycook より:

      木仙人さん、コメントありがとうございます。
      皆さんのおかげでこうのとりも成長し、巣立ちもできました。
      あとはこうのとりの力で野生になって行ってくれることです。

    5. joycook より:

      伯爵様、コメントありがとうございます。
      やっと無事全部巣立ちができました。
      長い道のりに感じました。
      人とこうのとりが共存できる環境つくりが必要だと思います。

    6. joycook より:

      おやじさん、コメントありがとうございます。
      いつもこうのとりのことを気にかけてくださってうれしいです。
      くうちゃんはもう自立できるでしょう。
      どじょうの養殖は難しいですか?

    7. cotton母 より:

      お早うございます
      いつも有難うございます
      くーちゃん可愛そうですね~。。。
      そういうものなんですね
      >これからもどうか彼らが厳しい自然に負けずに頑張って生きていってくれますように!
      本当にそう思いますね
      フレフレですね

    8. joycook より:

      cotton母さん、コメント、ありがとうございます。
      くうちゃん、不運としか言いようがありません。
      このくうちゃん、大喰らいなのですって!
      ですから今になって思えば、親にとってこの子がいなくなったのは親本人が体が楽になったのかもしれません。
      長い目でみれば早く自立ができてよかったのかもしれません。
      3羽ともこれから元気に生きていってほしいです。

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